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工務店フォーラムニュース━━━━━━

『 みんなの工務店 技術と未来 』

K-ForumニュースNo.180 (2024/11/12号)

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目次_/_/_/_/_/

1.高口教授の連載コラム

「住まいのいろは」

住まいに関わるホットな話題を、高口代表(早稲田大学創造理工学部建築学科教授)が解説。

第115回は「AIの次に来るモノ」です。

 

2.【災害に強い家づくり】

無料セミナーで水害再建支援のノウハウを学ぶ!

3.オンラインサロン(Zoom利用)

「現場監督養成講座」を新入社員や経験の浅いスタッフ向けに再構成

★次回:11月15日(火) 15:00~

 

4.スタッフコラム

事務局 阿久澤

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【1】高口教授の連載コラム

「住まいのいろは」

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第115回は「AIの次に来るモノ」です。

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全回はAI検索の紹介をしたが、今回は建築のAIの話。

このメルマガでも何度か取り上げているウッドステーションが提供する「概算AI」に注目が注目を集めている。

工務店が作図する一般的な設計図書、平面図や立面図のPDFを読み込ませると、そこから部材情報を作成して概算を見積もりをしてくれるというもので、工務店の見積もり作業を大幅に短縮できるとしている。

仕組みとしては、工務店の受託生産会社として集めてきたデータを活用した教科書データありの機械学習系AIで、アプローチとしては珍しくない。

しかし必要なのが今手元にある図面だけでよかったことで受けた。

ウッドステーションの大型パネルの出発点は、内外装以外の建物躯体の外注だが、当然内装も外装もという流れになっている。

そうやって受託した情報が集まり、そのための仕入れを代行し、まとめた購買力を背景に価格競争力を強化する。

現時点では工務店が提供する図面から概算するだけだが、精度はますます増し、次はこういう風に設計変更すればこれだけ安くなりますよ、と提案をするようになるだろう。

概算する過程で、設計図書は立体化される。

とすれば構造計算や省エネ計算も同時に概算されるだろう。

現時点では、工務店側がそれなりの精度の拾いができる平面図や立面図を出す必要があるわけだが、教科書データの蓄積が進めば、小学生が書くようなスケッチでも、概算できる図面にして返してくれるようになる。

その気になれば建ててくれる。

これはすごいことだ。

今まで工務店でないとできない、とされていた大部分が、誰にでもできるようになるということで、これは工務店の危機でもあるわけだが、大きな変化の兆しでありチャンスだ。

【2】【災害に強い家づくり】<br>

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無料セミナーで水害再建支援のノウハウを学ぶ!

工務店フォーラム主催の「災害に強い家づくり」シリーズにて、信州大学の中谷岳史助教による特別セミナーを開催!気候変動に伴う洪水被害からの住宅再建支援における工務店の役割を実務に基づき解説します。

セミナー後、交流会も開催します。同業者とのつながりを広げるチャンスです。

日時: 12月4日(水)16:00~(受付15:30~)

場所: 早稲田大学 西早稲田キャンパス & オンラインZoom

お申込み: 詳細・参加登録はこちら! 

【3】オンラインサロン

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「現場監督養成講座」専門家による詳しい解説付きで全23編を上映します。

工務店や住宅会社、設計事務所などは若いスタッフたちを教育する場を持てていないことが多いですが、

この実際の現場を収録した動画と解説で多くの実務が学べます。

▼サンプル動画はこちらから!

全23編を1年間で10回に分けて解説します。

※新たに組まれた2024年度の スケジュールです。(15:00〜16:30)

第1回目(4月19日):「地鎮祭・地盤調査・仮設工事編」

第2回目(5月17日):「地盤改良工事 (柱状改良&鋼管杭)編」

第3回目(6月14日):「基礎工事編1〜3」

第4回目(7月19日):「建て方編、 防腐防蟻処理編、現場整理・養生・金物編」

------(8月はお休みです)------

第5回目(9月13日):「上棟式編、 FRP防水・ベランダ板金・ 屋根工事編、上棟(中間)検査編」

第6回目(10月11日):「窓取付・ 防水工事編、配管・配線工事編」

第7回目(11月15日):←次回はこちら★「断熱工事編、壁・ 窓枠・天井工事編」

第8回目(12月13日):「外壁工事編、 内装工事編」

第9回目(1月10日):「外構工事編、家具・ 建具造作編」

第10回目(2月14日):「完成編」

参加ご希望の方は、info@k-forum.jp (←コピペでお願いします)までご連絡ください。

開催日数日前にZoomURLをE-Mailでご連絡します。

会員企業様からの参加は無料、一般の方は3,000円/回を予定しています。

 

 

【4】スタッフコラム(事務局 阿久澤)

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先日、サッシメーカーさんから「昨今の防犯意識の高まりから格子付きの需要が高まっているため、納期が長くなります」と連絡がありました。

また、知人の近所でも明らかに怪しい業者が「数打ちゃ当たる」とばかりに多くのお宅を訪問し調査しているようです。

インターネット上でも連日「護身用に最適な武器は何か」などの議論が交わされていましたが、相手の正体が不明である以上まずは未然に防ぐことに重きを置きたいところです。

間取りで工夫出来る点としては、

・シャッター付の窓をなるべく採用する

・足掛かりになる場所に下屋を作らない

・風呂、トイレに窓を作らない(特に女性がいる家庭)

・防犯砂利や監視カメラの設置などがよく言われます。悪い奴のために費用をかけたりデザイン性を我慢するのは癪に障りますが、背に腹は代えられません。

省エネ、耐久性、耐震等に加え水害対策も注目されていますが、次のトレンドは防犯かな…などと考える日々です

 

■編集後記

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最近kindleで電子書籍を読んでいます。

いままで無料アプリの漫画は散々スマホで読んでいたのに、心のどこかで「電子で活字を読むのはストレスだろうな。文字ちっちゃいし。」と思って手を出していませんでした。

でも漫画はスマホで読むのに活字はスマホで読まないって、なんかおかしな話ですよね。

それって結局活字を読む気がそもそもなかっただけなのかなと思いました。

思い切って電子で活字を読んでみましたが、普通に読んでいる内容が面白ければ形態はなんでもいいんだなということに気が付きました。

なにより、自分がどんな本を読んでいるのかを周りの人に知られずに済むし、電車の中でつり革につかまって仮に傘を持っていてもスマホなら持ちやすいし。

なんでもやってみるもんだなと思いました。

(峰)

 

★次回配信日 11月26日(火)11:00予定★

【K-Forumニュースは、(一社)工務店フォーラムの代表理事から事務局スタッフまで、お伝えしたい事や最新ニュースを<隔週火曜日に>お届けしています。】

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