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工務店フォーラムニュース━━━━━━

『 みんなの工務店 技術と未来 』

K-Forum ニュース No.184 (2025/1/7号)

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目次_/_/_/_/_/

1.高口教授の連載コラム

「住まいのいろは」

住まいに関わるホットな話題を、高口代表(早稲田大学創造理工学部建築学科教授)が解説。

第119回は「2025年、工務店業界の変化と備え」です。

2.オンラインサロン(Zoom利用)

「現場監督養成講座」を新入社員や経験の浅いスタッフ向けに再構成

★次回:1月10日(金) 15:00~

3.ロングライフハウスウェビナー

「能登半島地震と新工法木造カプセル建築」

★2024年1月17日(金) 15:00 ~

4.スタッフコラム

事業部 浅葉

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【1】高口教授の連載コラム

「住まいのいろは」

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第119回は「2025年、工務店業界の変化と備え」です。


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2025年、工務店業界はデジタル化の進展、環境規制の強化、顧客ニーズの多様化といった変化に直面します。これらの変化をチャンスと捉え、柔軟に対応する姿勢が工務店には求められます。

まず、デジタル技術の導入が一層加速します。BIMやAI技術を活用することで、設計か
ら施工、アフターメンテナンスまでのプロセスが効率化されます。工務店は、ITリテシーを高める研修や専門パートナーとの連携を進め、こうした技術を活用する基盤を整え
ることが必要です。また、オンラインでの営業やマーケティングにも注力することで、新たな顧客層へのアプローチを図るべきです。次に、環境配慮型住宅の需要が拡大します。

省エネ設計や再生可能エネルギーの導入が求められる中、環境に優しい建材の調達や施工ノウハウを蓄積し、規制に対応したサービスを提供できる体制を構築しましょう。さらに、顧客ニーズの多様化が進む中、個別対応力が重要になります。デザインや機性、コストといった多様なニーズを的確に捉え、柔軟に応える姿勢が信頼を高める鍵となります。

以上は、ChatGPTに「2025年におこる工務店業界の変化を取り上げ、その備えについて500字のコラムを書きなさい」という指示の結果です。

正直70点くらいはあげたくなってしまいますが、物足りなさは否めません。「そんなことは分かっているよ !」という内容ばかりです。ではさらに、「では今までにない、信頼性を高める具体的な対策を教えてください」と指示すると、

・「オープン工務店」:施工現場の公開と参加型プログラム。施工プロセスを積極的に公開し、顧客が実際の現場を見学または一部参加できるプログラムを実施します。

・「リビングラボ」:未来の住まいを体験できるショールーム。最先端の住宅技術やデザインを体験できる実験的ショールームを設け、未来志向のブランドイメージを構築します。

・「アフターメンテナンスサブスク」:定額制サービスの導入。住宅購入後のアフターメンテナンスを定額制で提供し、顧客の負担を軽減します。

を挙げてくれました。

やはりいま一つです。
大規模言語モデル(LLM)は、今ある情報を構造化して回答をひねりだす機械ですので、すでに存在する対策しか出てこないのは当たり前なわけです。
かといって、出てきたアイデアがすでに実践済みかと言われれば、そう言いきれる工務店ばかりではないはずです。むしろ、その当たり前の対策が、こうやって一瞬でリストアップされるのは、すごいことです。このような当たり前のことを実践しながら、誰もやっていない新しいことをひねり出してチャレンジする、そういう時代を迎えているのだと思います。

【2】オンラインサロン

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「現場監督養成講座」専門家による詳しい解説付きで全23編を上映します。

工務店や住宅会社、設計事務所などは若いスタッフたちを教育する場を持てていないことが多いですが、

この実際の現場を収録した動画と解説で多くの実務が学べます。

▼サンプル動画はこちらから!

全23編を1年間で10回に分けて解説します。

※新たに組まれた2024年度の スケジュールです。(15:00〜16:30)

第1回目(4月19日):「地鎮祭・地盤調査・仮設工事編」

第2回目(5月17日):「地盤改良工事 (柱状改良&鋼管杭)編」

第3回目(6月14日):「基礎工事編1〜3」

第4回目(7月19日):「建て方編、 防腐防蟻処理編、現場整理・養生・金物編」

------(8月はお休みです)------

第5回目(9月13日):「上棟式編、 FRP防水・ベランダ板金・ 屋根工事編、上棟(中間)検査編」

第6回目(10月11日):「窓取付・ 防水工事編、配管・配線工事編」

第7回目(11月15日):「断熱工事編、壁・ 窓枠・天井工事編」

第8回目(12月13日):「外壁工事編、 内装工事編」

第9回目(1月10日):←次回はこちら★「外構工事編、家具・ 建具造作編」

第10回目(2月14日):「完成編」

参加ご希望の方は、info@k-forum.jp (←コピペでお願いします)までご連絡ください。

開催日数日前にZoomURLをE-Mailでご連絡します。

会員企業様からの参加は無料、一般の方は3,000円/回を予定しています。

 

 

【3】ロングライフハウスウェビナー

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新年早々に予定されているロングライフハウ
スウェビナーをご案内いたします。

今回のテーマは「能登半島地震と新工法木造
カプセル建築」です。

能登半島地震から1年、建築困難な被災地で
200戸以上の仮設住宅、仮設宿舎を被災地外
のオフサイトで建築し全国から現地に届け
た、従来にない新工法「木造カプセル建築」
の災害に強く、再利用することでサステイナ
ブルな木造建築を目指す取り組みを紹介しま
す。

能登の被害、仮設住宅の奮闘も併せて紹
介します。

【開催日】2024年1月17日(金) 15:00 ~
(約120分間)

【ゲストスピーカー】一般社団法人工務店
フォーラム 理事 鈴木 強氏

【コーディネーター】大菅 力 氏(ライター
、編集者)

【費 用】無料

【配 信】YouTube LIVE
 ▼詳細・申し込みURL
  https://webinar.longlifehouse.jp/

【4】スタッフコラム(事業部 浅葉)

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【阪神淡路大震災から30年】

1995年は、Windows95の発売、地下鉄サリン事件、そして阪神淡路大震災が起きた年です。今年1月17日で震災から30年経ちます。震災列島に生きる私たちは、30年前の悲劇に思いを致し、教訓とし、いずれ起こるであろう大震災に備えなければなりま。

1/17金曜15時から開催される「ロングライフハウスウェビナー」では、工務店フォーラム理事の鈴木が登壇し、耐震や、能登半島地震後の対応など、最新の情報をお届けします。ぜひご参加ください。詳細・お申込み↓

https://webinar.longlifehouse.jp

 

■編集後記

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あけましておめでとうございます。さて、この編集後記を書いている今現在は12月23日です。私の年末年始休暇はいったいどのような休みになっているのでしょうか。きっと帰省してみかんをお腹いっぱい食べていることでしょう。ちなみに2024年の初め頃にたてた目標はとっくに忘れました。そこで2025年の目標は、2025年にたてた目標を忘れないという事にしようと思います。

(峰)

 

★次回配信日 1月21日(火)11:00予定★

【K-Forumニュースは、(一社)工務店フォーラムの代表理事から事務局スタッフまで、お伝えしたい事や最新ニュースを<隔週火曜日に>お届けしています。】

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